赤ちゃんの目やにがたくさん出てきたというときの対処法
突然、赤ちゃんの目やにがたくさん出ていたりすると心配になりますよね。
赤ちゃんの場合、目やにがひどくて目が開かなくなってしまっているなんてこともあります。
そこで、今回はそんな赤ちゃんの目やにについてご紹介します。
目やにが出たときはしっかりと適切なケアをしてあげましょう!
■目やにの原因は鼻水や結膜炎
赤ちゃんの目やにの主な原因は鼻水です。
風邪を引いたときに、鼻水が涙点を通って目まで流れていきそれを出すために目やにとして出てくるのです。
目頭に白い粉っぽいものが出る程度のときは放っておいても大丈夫ですが、注意するべきは目やにが黄色くてドロっとしている場合です。
この場合、結膜炎の可能性があります。
結膜炎の場合、感染してしまう可能性もありますのでまずは小児科もしくは眼科を受診するようにしましょう。
また、他にも赤ちゃんの目やにの原因の一つとして鼻涙管閉塞というものもあります。
これは、目から鼻に通じている管が何らかの理由で詰まってしまい、それが原因で目やにが出るという症状です。
この場合は、自然と治ることも多いのですが、治らない場合は眼科での治療が必要となりますので一度診てもらうことをおすすめします。
■目やにが出たときは清潔に保つ
黄色い目やにが出ているとき、赤ちゃんは自分で取ることもできないため放っておくと赤ちゃんの目が開かないほどになってしまいます。
ですので、目やにがたくさん出ているというときはこまめに拭き取ってあげましょう。
ただ目にこびりついている場合、それを無理に取ると赤ちゃんが痛い場合があります。
そんなときは目を洗ったり、ガーゼや綿棒を濡らしたりして優しく取ってあげてください。
目を拭く際は、上まぶたと下まぶたを広げるようにして、目頭から目尻に向けて優しく拭きとります。
この際の注意点としては、ガーゼなどで同じ場所を使わないようにしましょう。
結膜炎などの細菌が原因の場合、細菌を広げてよりひどくしてしまうことがあるからです。
■点眼薬を処方すれば3日程度でおさまる
赤ちゃんの目やにが急に増えたり、なかなかおさまらないというときは病院を早めに受診しましょう。
病院で処方された点眼薬をさせば2~3日で治ることがほとんどです。
赤ちゃん自身もあまりに目に不快がある状態が続くと辛いものですので、ママがしっかりケアしてあげてください。
また、目やにを拭き取ったり点眼薬を使用したりするときは、ママの手は清潔にすることを忘れないようにしてくださいね。
目やにの処理が終わった後も、しっかり手洗いをしましょう。
結膜炎などの細菌の場合、ママにうつることもありますので注意が必要です。
今回は赤ちゃんの目やにについてご紹介させて頂きました。
赤ちゃんはもともとも目やにが多いものです。
ですので、目やにが出ているというときはしっかり清潔にしてあげれば何ら問題はありません。
また、普段から目の周りも清潔にしておいてあげることで予防にもなりますので、沐浴のときは顔もしっかり拭いてあげてくださいね。