咳が辛そう!赤ちゃんの咳が出ているときにしてあげること
大人であればたいして気にならないことでも、赤ちゃんの体調の変化はママにとっては心配になるもの。
今回は赤ちゃんの咳についてご説明します。
咳をしているから、必ずしもどこか悪い!というわけでは決してありません。
赤ちゃんの咳のタイプ・様子を見て判断しましょう。
■咳のタイプによって原因は違う
咳は「乾いた咳」と「湿った咳」の2パターンに分けられます。
乾いた咳の場合、主な原因はほこりや風邪でのどがはれているときの咳です。
コンコンといっている場合は乾いた咳ですので、それ以外の症状がなければ特に心配しなくても大丈夫でしょう。
湿った咳の場合は、気管支が腫れているときにおきる咳です。
たんが絡んだような咳が特徴。
この場合、気管支炎などの可能性もあります。
■症状によってはすぐに病院へ
大人でも乾燥していたりすると咳が出るように、子供も日常生活の中で咳は出ます。
たまに咳をする程度であれば心配いりません。
ただあまりに咳が続くようであったり、下記のような症状があったりするときはすぐに病院に連れて行きましょう!
・咳が激しくて呼吸を苦しそうにしている
・顔色が悪い
・ゼーゼー・ヒューヒューという音がする
・高熱も出ている
・咳がひどくて食事を摂れていない
咳が続くときは風邪の場合もあれば、気管支炎などの可能性もあります。
病院で処方された薬を飲むことでだいぶ楽になることもありますので、上記の症状がなくても赤ちゃんが咳で辛そうなときは受診することでママも安心できますよ。
■お家でできる咳の対処法
まずは、空気をきれいな空気にしてあげることが大切です。
しっかりと換気をして、空気を常にきれいな状態にしておきましょう。
また、冬でしたら加湿も大切。
乾燥していると、咳も出やすくなるので、加湿器を使って十分に湿度を保つようにしてあげてくださいね。
続いて咳が出ているときは、飲み物をしっかり飲ませるようにしてあげるのが重要です。
このときにジュースなどの刺激物はさけて湯冷まし、お水などにしておきましょう。
のどをしっかり休ませてあげるようにしてあげてください。
また、咳が出ているときは横抱きではなく縦抱きにしてあげてください。
上体を起こすことで多少は楽になるはずです。
■咳が出ているときに注意した方が良いこと
赤ちゃんは咳と同時に吐き戻すこともあります。
そこで注意するべきは、吐いたときに吐いたものが気管につまらないようにすること。
上を向いた状態で寝かせておくと、気管に詰まって窒息することがあります。
吐き戻しがあるときは顔を横に向けて、万が一吐き戻しても詰まらないように寝かせてあげてください。
吐き戻した場合でも、赤ちゃんは元気であれば焦らなくても大丈夫です。
赤ちゃんの咳が続いていると見ているこちらの方が辛くなってきますよね。
ママは少しでも楽になるように、まずは環境を整えてあげるようにしましょう。
あとは少しでも楽になるように、縦抱きで抱っこをしてあげることをおすすめします。
ママの抱っこが赤ちゃんにとっては一番安心できるはずです。