赤ちゃんが下痢かも。どう対処したらいいの?赤ちゃんの下痢対策
赤ちゃんのうんちはゆるいため、下痢なのかどうかという判断が難しいものです。
ただ、いつもよりも水っぽいうんちや少量のうんちが何回も出ているというときには下痢が疑われます。
下痢だけでなく他にも症状が見られる場合には、病院に連れて行く必要があるかもしれません。
どういった場合には病院に連れて行った方がよいのかということを知っておいて、いざというときには対処できるようにしておきましょう。
■毎日のおむつ替えで健康状態をチェック
まずは下痢かどうかを判断するのは毎日のうんちからです。
あかちゃんは一日の中で何回もおむつを取り替えます。
自分で伝えられない赤ちゃんにとって、うんちは赤ちゃんの健康状態を見る上でとても大切です。
どんな点をチェックするべきなのかご紹介します。
・うんちは水っぽくないか?
・いつもと量は同じか?
・色はおかしくないか?
・回数はいつもより多くないか?
これらがいつもとちょっと違うなと思うことがあれば、赤ちゃんの食欲なども合わせて見てあげてください。
食欲があるようでしたら、まずは家で様子を見ても問題ないでしょう。
■下痢と同時に出ていたら注意するべき症状
赤ちゃんによってはよく下痢を起こします。
うまくミルクがお腹で消化できない場合に下痢になったり、ミルクを飲み過ぎた場合に下痢になったりということもあるものです。
ただ、注意しなければいけないのは下痢だけでなく他にも症状が見られるときです。
・熱も出ていて、血便が見られる
・食欲が全くなく、水分が取れていない
・顔色が悪く、ぐったりしている
これらの症状が見られたときは、まず病院に連れて行きましょう。
単なる下痢ではなく、違う病気の可能性もありますので気をつけてください。
■下痢のときに家でできる対処法
いつも通り、食欲もあり赤ちゃんも元気。
ただ、下痢っぽい感じがする・・・そういった場合は家で様子を見れば大丈夫です。
ただ、気をつけてもらいたいのは水分補給です。
大人も下痢のときは水分を取らなければいけないように、赤ちゃんも下痢のときには脱水症状を起こしやすくなります。
マメに水分補給をして、脱水を起こさないように注意してください。
また、おむつもマメに変えるようにしましょう。
下痢のときはおしりがかぶれやすくなりますので、常に清潔に保ってあげてください。
ちょっと手間かもしれませんが、その都度ぬるま湯で洗い流してあげるのが一番です。
離乳食を始めたときなど、赤ちゃんは胃の調子が悪くなって下痢になりやすくなります。
そんなときには無理に離乳食を進めず、まずは胃を休めてあげてください。
おっぱいは水分補給もできて、栄養も詰まっているので下痢のときこそしっかり飲ませるようにしてあげることをおすすめします。