赤ちゃんが鼻水をよく出す!これって大丈夫?
赤ちゃんはよく鼻水が出るなと思ったことはありませんか?
赤ちゃんは大人よりも鼻水が出やすいため、寒い時期だと外から家の中に入っただけでも鼻水が出たりします。
赤ちゃんは鼻呼吸をしているため、鼻がつまると呼吸が苦しくなるので注意が必要です。
また、鼻水を放っておくと中耳炎になることもありますので、気をつけましょう!
そこで、今回はそんな赤ちゃんの鼻水についてご説明します。
■鼻水の色によって原因が違う
赤ちゃんの鼻水は様々な原因が考えられます。
その中で、一つの目安となるのが鼻水の色。
鼻水の色と症状はどういったものなのでしょうか?
●無色透明の鼻水
気づくと鼻水が・・・というときはこの鼻水が多いかもしれません。
無色透明の鼻水は気温の変化が原因の一つです。
本人は元気だけれども、無色透明の鼻水が出ている…というときは気温の変化によるものかもしれません。
ただ、かといって放っておくと鼻の下がかぶれてしまいますので、こまめに拭きとってあげてくださいね。
●黄色い鼻水
黄色い鼻水はウィルスに感染しているときに出る鼻水です。
風邪や鼻炎も考えられます。
黄色い鼻水が出ていて、食欲もないというときは早めに小児科か耳鼻科を受診してください。
また、黄色い鼻水は無色透明の鼻水に比べるとドロッとしています。
そのため、鼻に詰まりやすいので注意が必要です。
■鼻水の処置
・まずは鼻水を拭き取ってあげる。
このときにティッシュやハンカチではなく、柔らかいガーゼなどを湿らしたものを使うと良いでしょう。
また、冬など乾燥しやすい時期は鼻の下の保護クリームも合わせて塗るようにすることをおすすめします。
・鼻水を吸い取ってあげる。
鼻水を吸い取り器具には2種類あります。
電動で使えるものとママが口で吸うタイプのものです。
どちらを使うにせよ、あまり奥まで入れ過ぎないように注意して使用してください。
・自分でかめるようになったら自分でかませましょう。
自分でかめるようになるのはだいたい3歳6ヶ月ごろと言われます。
鼻をかむときの注意点としては、片方ずつ少しずつかむようにしましょう。
強くかみすぎてします中耳炎を起こす場合がありますので、気をつけてください。
鼻水が出ている時期は横抱っこよりも縦抱っこをしてあげるようにすると鼻水が出やすくなり、詰まるのを防ぐことができます。
赤ちゃんが鼻水を出していると何とか止めなければと思うママもいますが、鼻水は汚れを出す働きもありますので出たものをこまめに拭いてあげ、ケアをしてあげることを優先に考えるようにしてくださいね。
また、少し値ははりますがガーゼがすぐに用意できないときなどのために保湿ティッシュを用意しておくことをおすすめします。